備えあれば
身の回りでは老若男女、この言葉が本当によく飛び交っています。
幸いにも私はまだ腰の不具合を経験したことがありませんが、今後来たる腰不具合の対策としてこんな椅子を使用しています。

腰痛予防ではお馴染みハーマンミラー社「アーロンチェア」です。
http://www2.hermanmiller.com/global/japan/product/aeron.html
田舎では、このような椅子は当然のように店頭にはありません。県内に代理店が1件あったのですが行ってみたところ、正確には「取次ぎ店」でしかも何年も前のカタログしかない状況でした。そこで都内に出動。
オフィス家具屋のショールームにはほぼ全シリーズが展示しており、何度も「座る移る」の繰り返しをしてみたのですが、短時間ではその良さを認識出来るはずもなく、しかも何と高価な事。さすがに即決出来ず、悩み苦しみながら関越自動車道を田舎に向かってひた走りをしたのです。
その後ネットでスタンダードBを購入したのですが、やはり長時間座ってことで初めてその良さがわかるのものですね。コーティングをしていると、ご飯も睡眠も忘れてPCの前に座っていることもしばしばありますが、全く疲れないのです。
肘置きの高さが調整出来た、フル仕様のほうが良かったかなと若干の後悔もありますが満足して使ってます。
デスクワークで悲鳴を上げている方。自宅でPCを使用する時間が多い方は、ぜひ清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入してみてはいかがでしょうか?
今年も残すところ
田舎でのカレンダーは「番犬」も兼ねていると言われています。どの時代でも様々な飛び込み営業マンの訪問がある訳ですが、玄関先に掛けてあるカレンダーにかいてある「会社名」で取引先がわかってしまうため、断る際に話しが早く済むようです。
「銀行」「外構造園工事・給排水工事等の建設関係」などが特に効果的と言われています。
企業のカレンダーで「シリーズもの」も多いですね。営業マンはご無沙汰しているお客様のところに行くきっかけになりますので、繋ぎ止めるツールとして重宝されます。
元々印刷自体リピート率が高いのですが、カレンダーに関してはその傾向がさらに強く、新規顧客獲得は大変難しいとされています。
ただカレンダーのスタイルも多様化してきました。ここに新規参入組の入り込む隙間がたくさんあるのです。成熟した市場だからこそ気合いの入るところです。
パッケージは語る
中小企業の場合、概ね1社がパッケージデザインを担当しているケースが殆どです。当然商品が異なれば、デザインのコンセプトは異なるのですが、構成・配色・文体等で普通はわからないのですが何らかの共通点が見受けられるのです。
先日立ち寄ってみた「群馬物産展」のブース内にあった榛名町「岡田農園」のうめマヨネーズです。「岡田農園」は「かおるの梅」というオリジナルブランドで県内では比較的有名な生産者です。
岡田農園HPhttp://www.kaorunoume.com/
この辺りの地域には珍しく早くから本格的なHPをもち、ネットでの販売に力を入れているようです。「かおるの梅」は去年群馬県主催の「グットデザインぐんま商品」に選ばれていたようなので、商品自体には興味なかったのですが、ブースの前で買うふりをしながらパッケージを見てました。3〜4種類の商品があったのですが、他のものと明らかに違うパッケージがありました。それがこの「うめマヨネーズ」です。ブースでここの店主が「このマヨネーズはとても人気があるが、通常は店頭販売はしていないので、こういうところでまとめ買いする人が多いんだよね。」としきりにアピールしていました。その説明は軽く聞き流したのですが、パッケージの謎を解きたくてこの商品を購入してみました。
受賞したパッケージデザインを担当したのは伊勢崎市の印刷業者なのですが、この「うめマヨネーズ」のパッケージは明らかに他のデザイナーが作ったものだと確信したので、事務所に戻ってから早速調べてみました。
結果、案の定この商品は「岡田農園」のオリジナル商品ではありませんでした。静岡の山本食品というところが製造元で、全国に卸されているようです。この「山本食品」は元々静岡名産「わさび漬け」をメインに製造販売しているようなのですが、「変り種マヨネーズ」として色々なものをマヨネーズに混ぜて商品化しています。おそらく梅の産地には、かなり出回っているのでしょう。
「うちのブース内だから、何を売っても勝手だろ」と言われればそれまでですし、確かに「オリジナル」とも書いてないので別にどうでもいいのですが、こと「物産展」においてはオリジナル商品のみをアピールして欲しかったですね。客寄せの意味もあったのですかね。
最近色々なところで「物産展」が開催されています。群馬県内で開催される「群馬の物産展」は地元の人に知ってもらおうという事なのでしょうが、話に聞くところによると出展者の方はどちらかというと「控えめの人」が多いらしいのです。その朴訥さが個人的には好感をもてるのですが、あまり調子よくアピールし過ぎると、つまらないことで消費者に見透かされそうですね。
うめマヨネーズの味自体は、爽やかな酸味が良かったですね。
斑鳩に馳せる想い
この季節になると、この方に逢いたくなります。
「柿食えば、鐘が鳴るなり法隆寺」明治28年10月、病床をぬけて松山から東京へ旅に出かけた正岡子規が奈良に立ち寄った際に法隆寺の茶店で詠んだ句と言われています。
しかし実際は、東大寺裏の宿で食べた柿と斑鳩の風景を結びつけた作とも言われています。
東大寺裏の旅館に泊まっていた子規が夕食の後に富有柿食べていると近くの東大寺の鐘がなったのだそうです。この鐘は「初夜」と呼ばれるその日最初の鐘のことで、この「初夜の鐘」に興味を持った子規が翌日出かけた法隆寺の風景と結びつけ名作を詠んだそうです。
永六輔風に話を元に戻しますが、逢いたい方とは、そんな法隆寺にある最古の国宝「百済観音像」です。この像に関しては同じ法隆寺の「四天王像」との対比をしてみたり、作者が誰かといった話題に事欠かないのです。さらに美術評論的に言えば
「微笑をたたえた顔、ほっそりとした九頭身の体、肩にかかる垂髪の洗練された波、それがすべり流れていく線などその表現は流麗そのものである。下半身に沿った衣紋の袖も、台座の反花の両側で前方に翻り、より軽快に伸びやかに躍っている。」という感じですが、要は「美しい」のです。
大宝蔵院に入ってちょうど折り返し地点に置かれています。柵越しにこの美しい姿をいつも30分程見入っているのですが、修学旅行生は、この像が見える辺りから飽き始めてバタバタと足音が大きくなり、「でかいなぁ」と吐き捨てると共に、じっと見てる私に対して変人を見るかの如く視線を浴びせ去っていきます。
私自身も数年前までは寺院仏像など全く興味が無かったのですが、ふとしたきっかけで魅了されるまでに至るのは不思議ですね。
「美しい」と思うその価値観は老若男女それぞれです。この「百済観音像」と初めて出逢った際に、「色々なものに興味を持ち見て触れて感性を磨く事こそ人生を充実させるのだ」とのお告げがあったような気がしました。
「色即是空」のお膝元でそんな事を言われても…と、戸惑いもありましたが、伽藍の回廊を歩きながら「これも仏教の深さかな」と秋の雲を眺めた記憶があります。
デザインも温故知新の世界。何でも興味をもち感性を磨く事で、発想を豊かにさせるものですね。
ちなみに、冒頭で書いた正岡子規の門下で集まった「アララギ派」の中の歌人「土屋文明」は地元の著名人です。これも縁なんですね。
今は事業拡大の為、まさに臥薪嘗胆。今秋は行けなそうですが、想いは斑鳩の里へと飛んでます。
本音とタテマエ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060920k0000m020074000c.html
ミニストップは2003年より横尾社長が「マイ箸」の推進を打ち出しています。それなので、今はやりのイメージアップを目的とした「ポッと出」の環境活動ではないのです。ただこの記事から何が読み取れるのでしょうか?
かつで「レジ袋」の有料化が盛り上がっていた時も、表向きは「ゴミ削減・二酸化炭素排出削減」「無駄な原油消費の削減」でしたが、商店経営者の立場では「コスト削減」のみでした。今「レジ袋」はどうでしょうか?見透かされたのか、およそ80%の消費者には賛同が得られないようです。また商店経営者の60%がレジ袋の有料化をすることにより他店に顧客を奪われてしまうという「無駄な他店との競合」という心配事を抱えてしまう結果となったようです。このデータよりレジ袋の有料化と「マイバック」の推進は、結局商店側の経営努力次第という状況があるという事です。「マイバック」の推進の為に、値引きとかポイントカードによる還元止まりになっていますね。
今回のミニストップの「日本製割り箸を有料化」。これをどう評価するかですが、うがった見方をすれば「コンビニ経営者の為のもの」とも言えます。
地域や立地にもよりますが、お弁当はコンビニのなかでも主力商品で売り上げの30〜35%を締めているそうです。フランチャイズへのロイヤリティーを除いた売り上げ利益が約15〜17%ですので、500円のコンビニ弁当を一つ売ると単純に利益が75円。当然賞味期限を切れた弁当のロス率を考慮すると平均で40円位となるでしょう。売り上げの3割を占める主力商品の売り上げ利益が8%では、いかに経営がきついものかわかりますね。
さらに追い討ちをかけるようにコンビニで使っている箸は、ほとんどがフランチャイズからの買取になっているそうです。記事によると中国割り箸の原価が1円ですが、当然ロイヤリティが加算されるます。割り箸のコストが上昇すれば、フランチャイズ側はその分を当然上乗せするだけでしょうから、この箸は経営者にとって「真綿の首絞め」になっている現状をご存知だったでしょうか?
割り箸の有料化が定着すれば経営負担の削減になるでしょう。しかし「レジ袋」と同様、活動に評価する人はいても実際に割り箸を購入する人は極めて少ないでしょう。コンビニ経営者にとっては若干の明るい話ではあるようですが、気休めでしかない現状もある訳ですね。
この有料化が期待以上に浸透すれば、親会社のイオンの「コスト削減」にも貢献するのでしょうね。
以前ブログで書きましたが、あまり「中国割り箸の話題」が表に出てしまうと、「安全性」の方に話が飛び火するでしょう。食品添加物だらけの「コンビニ弁当」の安全性は?と自爆行為にもなりかねないので、ミニストップも「ほどほどに」しかプロモーション出来ないのでしょうね。
うちの会社では、来月より「マイ箸割り」キャンペーンを実施します。クライアント内の誰か1人がマイ箸を使っていれば、見積もり価格の5%値引きをするものです。消費者に対して環境保全を訴えるには、消費者に還元する事でしか「アピール」出来ない現状を、環境省もきちんと理解して欲しいですね。あまり「環境問題」を経営者に押し付けると、ヒューザーの小嶋社長ばりのクレームが来そうですね。
「環境省もいい加減にして欲しいですね、全く!」
田舎からディープインパクト
以前、あるコーディネーターが、「地域振興には【食・花・イベント】を上手に絡ませないと必ず失敗する」と言っていました。人を呼ぶ3要素だそうです。自治体・関連団体・参加企業がある程度足並みを揃え、効果的な広告を行い、とにかく人を呼ぶといったところでしょうが、この「ある程度の足並みを揃える」のに至るまでが非常に難しそうなんです。その地域での人間関係(田舎程強いでしょう)、予算の問題、取り組む姿勢の温度差等、足並みを揃えるには障壁がいくつもあるようですね。
そんな中で先日、高崎市の商業振興の企画に参加しました。高崎市も今年の1月に周辺4地域と合併をしたのですが、その周辺4地域に旧高崎市民を呼んでよく知ってもらおうという内容です。今年もう1地域合併(榛名町)が控えているのに企画が進んでいるのは、いかにも「お役所仕事」という感じは否めませんでしたが、それはいいとして、数回の会議もたいした議論もなく終始「ゆるく」進みパンフレットの発行に至りました。もうすぐ市内の公共施設で配布予定なので、機会があれば手に取ってみて下さい。

この企画で唯一興味をもったのは「旧倉渕村」。この地域は他地域と異なり自然豊かな「真の田舎」です。
ウィキペディアよりhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%89%E6%B8%95%E6%9D%91
企画参加者もこれまた他地域と異なり、全員地元で商売をしている方々で、初回の会議でその必死さが伝わってきました。どういう展開になるか楽しみだったのですが、結局その辺のガイドマップのような「ゆるい」仕上がりで終わってしまいました。
旧倉渕村は、高崎経済大学のあるゼミの支援もあり、以前から地域内は勿論、旧高崎市で帯イベントを実施していたようです。個々のモチベーションも高そうなのですが、イマイチ地域が盛り上がらないのは何故か?
傍から見ていると、まさに「ある程度の足並みを揃える」事が出来ず消化不良で終わっているような感じですね。個々は色々な考えがあっても、強力な牽引者がいなそうなため、ポイントが絞れず蠢いている様子が感じとれます。
勿論、人を呼ぶに足る「コンテンツ」も非常に重要ではありますが、こじ付けのものでも御輿として、団結してかついで欲しいですね。
マーケットの基本は「基本戦略」「ターゲット戦略」「タイミング戦略」「営業戦略」「プロモーション戦略」の順に進めていくものですので、その辺りを加味して進めていくといいのですけどね。
個店が爆発的に話題となり相乗効果で地域が潤うこともあるし、「1つのコンセプト」を明確に打ち出して「足並みを揃えて」人を呼ぶことで地域活性になることもありますが、これから仕掛けるとなると「強力なインパクト」がないと厳しいですね。いずれにしても「旧倉渕村」には頑張って欲しいですね。企画参加者の方々もいかにも「人の良さそうな」感じだったので、くれぐれもインチキ地域コンサルターに騙されないようにと願っています。
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田舎の辛味
それ以前はスーパーに売っている小瓶のもので用が足りており、七味唐辛子なんてどれも同じと思っていました。
ところが知人から頂いた小さい缶に入った「七味唐辛子」を使ってみたら、今までのものとは全く違う「辛味の強さ」と「香りの良さ」に驚き、七味唐辛子の奥の深さを痛切に感じました。改めてその缶を見ると「八幡屋磯五郎」と書いてありました。後で知ったのですが、長野県の七味唐辛子屋で全国的にも有名だったのです。
やげん堀(東京) 八幡屋磯五郎(長野) 七味屋本舗(京都)
この3店舗が日本3大七味と言われているそうです。
七味唐辛子は江戸時代に今の両国橋辺りから発祥したそうです。医者や薬問屋が多く軒を並べていた地域で、漢方薬を食品に出来ないかと考案されたのが今の「七味唐辛子」です。よく時代劇とかに登場する薬をすり潰す道具のことを「薬研(やげん)」と呼ばれていて、「やげん掘」の名前の由来はここから来ているそうです。
江戸で生まれた「七味唐辛子」は長野・京都と伝わっていくのですが、薬味の中身がその地方の食文化に合うものとして、少しずつ変化したようです。
関東「蕎麦」での濃いつゆには「辛さ」重視。関西「うどん」での薄いつゆには「香り」重視と言われてますが、実際に食べ比べてみると基本的に「辛い」のは共通なんですが、その違いは舌が肥えていない私でもよくわかります。3つのうち私のお気に入りは、最初に食べたインパクトもあり「八幡屋磯五郎」で、今で言う「ネットでお取り寄せ」をして使っています。

富岡市・南蛮屋の「上毛名産 七味名代七味唐辛子」
数日前の地元百貨店の折込みチラシに「群馬物産展」が開催されると記載してあり、その中で「七味唐辛子屋」に目が留まりました。物産展自体には何の興味もなかったのですが、七味唐辛子だけの為に立ち寄って購入してみました。
薬味の構成は、「唐辛子」「ごま」「麻の実」「山椒」「陳皮(みかんの皮を乾燥させたもの)」「しそ」「青海苔」。
「青海苔」と「陳皮」の組み合わせは、3大七味にはないですね。
味は「辛さ」と「青海苔の風味」が強いですね。元々味が濃い関東のなかでも、さらに濃い味を好む田舎では、この辛さはいいですね。また全体の風味からすると、通常のそばつゆよりも味噌系の料理に合うような気がしますね。
容器のデザインは中途半端で「イマイチ」ですが、味はいいのでぜひ試してみるのもいいですよ。
質感に憂う
学生時代、新宿の雑居ビルの中の雀荘。高層ビルが見える窓から挿す夜明けの光がまぶしい。点棒とお札の散らばった卓上に、おばさんが「おつかれさん」と渡してくれたおしぼり。ぼーっとしていた頭がその熱さに驚く。そのあと少しずつ冷めていくおしぼりの暖かささが眠気を誘い、足取り重く通勤ラッシュの電車を車窓にみながら閑散とした電車で帰宅。あのような無駄な時間を自由に過ごせた時代。
「おしぼり」の記憶です。ちょっとしたものでも、目を閉じて考えると色々な場面が出てくるものですね。

ファミレスの殆どは、ウエット紙おしぼりですね。少しのアルコール臭とすぐ破けそうな繊維感には手を拭くだけでも少し物足りないものがありますね。
私には子供がいませんが、赤ちゃんが使うおむつはほぼ100%が紙おむつ。老人介護用おむつも同様らしいですね。
「紙おしぼり」も「紙おむつ」も否定はしませんが、両方とも「提供する側」の都合を追求したもの、つまり使用「された」後の処分が容易なものですね。製造メーカーでは当然使い勝手の良さ・肌触りの良さ等日々研究する事で、競合他社と切磋琢磨しているのでしょう。しかし「使う側」の頭の中には、あの「ふわっと」した布おしぼりの手触りや、或いは赤ちゃんにはどう感じるのか、絹のようなさらっとした肌さわりをもつ「布おむつ」。こういったものへの思慕の想いがあるわけです。
合理的な「使い捨て」。時代の流れを受け入れながら生きていく社会の中においても、回帰を想う心も持ち合わせたいですね。「割り箸」と同様、資源の使い方に「無駄さ」を感じた時に、自らが無理をしない程度で「リユース」出来るもの使う。そういったことを実践する事が大切なんですよね。
ちなみに「おしぼり」で顔を拭くと、同席している女性に顰蹙の眼差しを浴びます。さすがに顔を拭いたあと首筋そしてシャツの中という展開になると男性も引きますが、女性もメイクを気にせず「うぁ〜気持ちいい」と顔を拭う願望ってあるものなのでしょうか?きっと女性以前に人間ですから、きっとあるんでしょうね。おしぼりに隠れた顔でつい「ざまぁみろ」と呟きたい願望もありますね。優しさの欠片もないですね。
美しい襟元
この人で大丈夫なのでしょうか?さすがに私たちの年代も政治に関心を持たざるを得なくなりましたね。ここ数年は政治がワイドショー化しているので、身近に面白おかしくメディアのおもちゃにされてますね。政治も大きい政治と小さい政治があり、小さい部門の方は我々のような田舎経営者でさえも生々しい話が漏れ伝わるような世界。一方大きい部門の方は、左にいる人が舵取りをするような流れになってますね。今売れまくっている「あの本」も読んでみましたが、余計不安になりましたね。特にがっかりしたのは、右とか左とかが関係しない問題「人口減少におけるビジョン」。待ったなしの状況なのにこのザマかと・・「まぁ誰がやってもこの問題は難しいので、この程度の内容でさらっと流そう」とゴーストライターと打ち合わせをしている風景が見えてきますね。
この人がいまのところ実践している「美しい」こと。それは「襟元」ですね。
去年のクールビズからおじさん達も襟元に気を使うようになりましたね。ノーネクタイの普及と、ちょいワルおやじブームでいわゆる「デカ襟」がはやりましたね。政治家だと麻生太郎とか中川昭一などがそれっぽく着こなしてはいましたが、高い志をもった政治家には思えない下品さ(或いは本性)が露呈してしまいましたね。ブームにのって「はまる」タイプですね。
これに対して安部晋三さんはセミワイドスプレットで小さめの襟をしたYシャツをずっと着ていましたね。これはセンスがいいなと感心していました。一番標準的な襟のYシャツでノーネクタイにすると、葬式帰りのようで非常に不恰好なのです。クールビズを強要された田舎の役場や農協の職員を想像して頂くとわかり易いですね。
安部さんの場合、肩幅とVゾーンとのバランスもいいし、同じYシャツをネクタイ着用時・ノーネクタイ時共、さりげなく着こなしているのは「美しい」事で、支持率の2%位は寄与しているのではないでしょうか。
自分のセンスか奥様のセンスかわかりませんが、まちがいなくEU諸国特にイギリスあたりではうけそうですね。
ちなみに個人的に政治家で服装のセンスが一番いいなと思うのは、人間的には?ですが武部自民党幹事長だと思います。
印象の良さをアピールする意味で、洋服のセンス・見た目の「美しさ」は商売をする我々も非常に気を使うところですが、安部晋三さんには短命だとは思いますが是非「美しい日本」への道筋だけでも創って頂きたいと願うばかりです。
犬の気持ち
このところ昼間は「ペット」と「飼い主」との関係について考える事が多いのです。自身が何も飼っていない事から、特別の想い入れもなく客観的に分析出来る半面、その「特別の想い入れ」に対してのレスポンスに苦慮もしています。
ペット関連産業と言えば
ブリーダー・ペットショップ
ペットグッズ販売
ペット美容
ペットホテル
ペット葬儀 etc.
まさに「揺り籠から墓場まで」飼い主の「特別な思い入れ」を刺激して商売繁盛に至ってる訳ですね。人間の場合でも、ベビー産業からシニア産業までの構造が確立されているので、ペットも同じ発想で商売を展開するのは当然といえば当然なのですね。
「ペットは家族の一員」よく聞く話です。もちろん子供が授からない夫婦のように本当の家族(子供)として世話しているケースもありますが、ただペットと暮らす事が日常において癒される「スタイル」であったり、そんなペットと一緒にいるのが自分の「ファッション」だったりする辺りから軸がぶれ始めていくのです。
世話をする事には大差はないのですが、最も分かれるのが、自分から離れる時。
飼うのが面倒で放つ人、死んで葬儀をする人、悲しい死に落胆するも少し経つと違うペットを飼う人、死がトラウマとなり二度と飼わない人。
かなり強引な配合をするブリーダー達。倫理感の微塵もないことですが、言い訳は結局「愛玩動物」。この「玩」という文字が物語ってますね。どう捉えるかは飼い主の「エゴ」具合にもよるところですね。
神戸・新潟の両震災時には、ペットは救助の対象にはならず取り残されたそうです。自分は被災地に残ってペットの世話をするか、断腸の想いで見捨てるか、自分の生命のみでペットの事を忘れてしまうのか、自分のペットと近所のおじさんが共に怪我をしている時どちらの看病を先にするか・・究極の状況でどういう行動をとるのでしょうね。悩ましいことなんですよ。
何でこんな事を考えているか。勿論ワーキングですが、この事が根幹にある事で、その後の広告デザインが展開されるのです。
対岸の火事
田舎では成人に限れば、自宅か車内で音楽を聴くのが殆どではないでしょうか。
ipodをはじめとしたMP3プレーヤーや携帯電話で音楽を聴く習慣は周りでは一切ありません。でも新商品のプレスリリースを見ると使う予定もないのにふと欲しくなったりもしますね。
「音楽ケイタイが熱い」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000018-maip-soci
携帯電話からでているヘッドホンを見ると、自動車運転時に使用するハンズフリーキットを連想するものとしては、限りなく付加価値を付け続けなければならない今の携帯電話市場を憂うだけですね。そんなに追いかけずそろそろデザイン回帰に力を入れるメーカーも出て欲しいですね。熱くても「ふ〜ん」で終わりです。
MP3プレーヤーでは、購買動機が音質・容量など本来の機能とデザインの良さが同じ位のウエイトになっているので、新商品のリリースはデザイナー的には楽しみですね。
ipodのように発売より基本デザインが不変なものは、その圧倒的な「ブランド力」に支えられているのですが、同時に「ブランドをつくるデザイン」でもあるところがまた良いし、世の中にはたくさん存在します。ぜひ「製品上ある程度進歩の方向感が見える」この業界のデザイナーには頑張って欲しいですね。
すきま狙い
DAIDOドリンコ「ごく煎」http://www.dydo.co.jp/hanocha/top.html
お茶と言えば、かつて伊藤園の「お〜いお茶」キリン「生茶」の勝ち組にサントリーの「伊右衛門」が参入・ヒット商品となりシェア争いが激しくなり市場が飽和状態に。その後特保の「ヘルシア」の参入から「カテキンの濃さ」という付加価値商品で市場が細分化し、今は混沌としている状況と言えるでしょう。
コンビニでお茶を買う際は2パターンに分かれると言われているそうです。
「定番型」自分の買うお茶はいつも決まっているタイプ。
「話の種型」回転の速いコンビニ商品で、新しいものを色々試して買うタイプ。
数からすると圧倒的に前者のようです。自分で購入する以外、つまりどこかでお茶が出される機会も結構多いのですが、そのような時は「お茶について」どうこうと考える事はあまりないですよね。
しかしながら、何故かセミナー中ずっとこの「ごく煎」が気になってしょうがありませんでした。
ネーミング「ごく煎」原作漫画よりは後なのは確実だが、仲間由紀恵とどっちが先なのだろうか?
「極上」と「焙煎」いずれもお茶そのものではなく、付加価値的言葉をくっつけただけ?
味は普通で、ただ濃いだけ。ダイドーでは「濃い」イコール「極上」「焙煎の深み」なのだろうか?
圧倒的な他者商品に対抗するためにどうしようかと悩んだ結果が「ごく煎」。商品開発の会議室自体が「深み」にはまっていたのでは?
パッケージの色はお約束の「深緑」。違う色で表現が可能であればどんな色なんだろうか?
何故この会場であえて「ごく煎」なのか?事務局担当者が間に合わせで一番近くの自販機で「がちゃんがちゃん」と騒がしい音をたてて用意したのか?商工会内でダイドーと取引の深い卸業者が幅をきかせているのか?担当者が単に好きなだけなのか?
結論からすると、全てがどうでもいいことなのですが、「何気ない物について深く考えるのはデザイナーとして訓練であり、宿命である」と尊敬する人に教わった事で癖がついてしまったようです。それよりもセミナーに集中しろと怒られそうですが、その先は語りません。
男前より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060908-00000042-zdn_n-sci
男前豆腐店http://otokomae.jp/index_ja.html
メディア媒体を通じた口コミは今に始まったものではありません。かつてTV・ラジオ・雑誌等で、ある人気芸能人が「この商品を使っている・この食べ物がおいしい・このお店がいい」と言えば、翌日には問い合わせが殺到したりしましたね。またこの早い時点での消費行動による評価が口コミとして人伝いに広がり、違うメデイアで紹介され、どんどんと広がってヒット商品となるという構図ですね。
今回の記事のポイントは「web2.0」
ブログやSNSでは、口コミ発信源が一般の不特定多数になってる事・リアルタイムでの評価・口コミの広がりのスピードの速さ辺りが、今までと異なるところでしょう。このような動きは今後ますますネット上で展開されると共に、2011年の完全地上波放送デジタル化による双方向のやりとりにより、TV媒体にも今まで以上に広がっていくでしょうね。
ここで「発信された情報の信頼度」が問われます。疑ってかかれば、全ての初動が色々な思惑により確信犯的に操作したものとも言い切れるところです。いかにも「普通の日記風」に記載されたものが実はマーケッターが絡んでるケースは結構見受けられます。いわいる「パワーブロガー」の方々にも色々なところからの甘い誘惑があるそうで、葛藤に苛まれているようですね。代理店も存在するそうです。
ただ、情報を受け取る側の消費者も、ネット上の情報の選別に慣れてきたので、情報を自分自身の消費行動とどう結びつける事に関して、以前と比較するとその衝動度合いは間違いなく小さくなっているのでしょうね。
「発信された商品を自身の判断で買ってみる」→「自分の言葉での評価を公開する」こういった単純な事が「本来の口コミ」であり、健全な事と思うんですけどね。
近所の小さな小さな豆腐屋の「おぼろ豆腐」のパッケージ

男前より女の子と言った感じですが、なんでもこのパッケージの色が季節により赤・青・黄緑と変化するそうです。
豆腐と季節の移り変わりの因果関係も不思議なのですが、それ以上に三つ編み・「ユイコ」の名札・ハートマークのTシャツ・サンダル・女の子の周りの「前向き言葉」の羅列。で商品は「おぼろ豆腐」。このデザイン的な様々な謎を解明する事は評価を含め「男前豆腐」をも上回る難解さがあります。しかも一日限定30個のプレミアム販売。ますます森の中に入っていきそうです。
豆腐自体は舌触りが滑らかで非常においしいですが、零細ブロガー&デザイナーとしては、パッケージの謎を解明してデザイン的な評価をまずしたいと思います。
岸とうふ店
高崎市金古町293-3
027-373-0011 日曜祝日定休
URLなし
タコの逆襲

サンワサプライの新製品リリースhttp://www.sanwa.co.jp/news/200609/usb-hub227_228/index.html このUSBポートは非常に厳しいものがあります。つまり電源タップのような、デザイン性をも上回る「止むに止まない事情さ」が感じられません。巷では数え切れない位のUSBポートが、小型化かつスタイリッシュになっている中でのこの商品。とてもMacBookからニョロッとしている姿は、想像出来ませんね。まぁそんな予想に反してヒット商品になればと、ひそかにウオッチしてみます。
誰かサプライ関係の工業デザイナーに、日本の「千鳥」という発想を教えてやってください。
次の「タコのさらなる逆襲」は是非、寿司屋か居酒屋で見てみたいものです。「生タコの炙り焼き松茸を添えて」かなんかでお願いします。
宴のあとで

右はおなじみの「ウコン」で左は肝臓エキスの薬品。この肝臓エキスの薬品は、1年前より不定期で使用していますがなかなかいいんですよね。
ゼリア新薬http://www.hepa.jp/index.html 肝臓水解物が肉体疲労と胃腸障害を解消するとの事。ここで不思議なことがあります。実際に飲んでいる「ヘリパーゼゴールド」はこの商品ではなく、商品検索にも引っ掛かる事がないのです。いつも近所のドラックストアで購入するのですが、何故この「ヘリパーゼゴールド」という商品を自社HPで紹介しないのだろうと・・「全部の商品を掲載する必要も義務もないよ」とメーカーより軽くあしらわれそうですが、こと医薬品に関しての情報開示は幅広くして欲しいですね。
ドラックストアには必ず薬剤師の常駐が必要らしいのですが、最初にこの商品を勧めた白衣を纏ったお姉さんは年の頃24か25といったところ。「胃腸が具合悪いので何かないですか?」との質問に、迷わずこの「ヘリパーゼゴールド」を差し出し一言「これ本当に効くんですよ。うちのおじいちゃんも飲み会の前にはいつも必ず飲むんですよ」
「うちのおじいちゃん!?」この言葉でクラッときて、「いつも飲み会で!?」ニコニコ顔で勧めるお姉さんの顔・・まぁお年寄りがしょっちゅう飲み会に参加するのもいいし、事前に体を気遣い薬を飲むのも悪いことではありませんが、「意気揚々と老人会主催の合コンに参加する前のギラギラしたおじいさん男」などを想像してしまい、「薬剤師としてこの商品の勧め方がどうなの?」という疑問を払拭させるのはおろか、3世代同居「古き良き日本の姿」のほのぼのとしたやりとり
「おじいちゃん、また飲み会なの?」
「おぉよ。これを飲んで今日もガンガンいくぞ!」
こんな光景を想像した事は今でも忘れることが出来ません。もちろん魔法をかけられた私は、その場でこの薬を購入していたのは言うまでもありません。260錠7000円位。
本当のタコ足配線
「ネットショップで探せばいいだろうが」という意見も多数あります。「こんな商品欲しいな」と思っていても、玉石混淆の世界。実際に購入するに至るまでに視力が0.1下がる位の労力を費やします。ぶらっと買い物をする楽しさは同じなのですが・・
PCに限らず小型家電はACアダプターのあの箱が邪魔で、電源タップの差込口が100%使用できないのです。皆さんも悩んでいる事と思われます。「何かいいタップがないかな」と家電量販店等を日々常々チェックしていたのですが、先日こんなものを購入しました。

確かにこの製品を使うと、個別スイッチ・雷サージはありませんが4つ口全て使用出来ますよね。困っている事を解消する製品は人気商品になる確率が高いのですが、これはどうでしょうか?
タコ? イカ? 火星人?
やはり機能性プラスアルファがないと、商品に惹きつける力がないなと思いますね。折角こんなカタチをしているのであれば、思い切って「これがホントのタコ足配線」的なコピーと、少し可愛い形状・配色で売り出すと、使い勝手の悪いOA机についてるタップから、ニョッコリと「タコ」が出現する事で癒されるOLさんが中にはいるのでは?と思ったのは私だけでしょうか。
とは言え、商売柄1回路15アンペアの電源で都合40ヶ所位差込み口を使わざるを得ないものとしては、こういうタップは助かります。もっと良さそうな電源タップがありましたら、コメントを入れて頂くとありがたいですね。田舎では、このような商品にめぐり合う位で限界なのです。
ダブル「タコ足」配線状態です。でんこちゃんに「コンセント周りはきちんとほこりをとりましょう」と怒られそうです。
使い慣れてこそ?
この一連の様子をほろ酔い気分で眺めていたのですが、織田信長と豊臣秀吉の草履の話の如く、その部下のほんの数秒のスマートな立ち回りに感動した記憶があります。私は人が使っているものを気に入ると衝動的に買ってしまう癖があり、数日後には仕事ついでに立ち寄った埼玉県の高島屋大宮店で、キーホルダー型の靴べらを購入していました。

キーホルダー自体は人に見せびらかすものではありませんが、どうせ買うならとチタン下地で本革仕上げの高級感のあるものに目が留まりました。色々なタイプの靴べらが陳列されており、試用出来る商品もあったのですが、選んだ靴べらはいかにも高級そうな包装がしてあったのです。当然その場で梱包を破って試用するわけにもいかず、また「靴べら」なんてどれも機能的には同じと思っていたので、よくよく考えずその高級そうな靴べらを購入しました。
早速キーホルダーに取り付け、実際に使ってみると予想に反してこの靴べらが非常に使いづらいのです。理由は靴べらの「厚さ」にありました。普段良く見るプラスチック製の長めの靴べらとは長さが異なるのでそもそも使い勝手の比較は出来ないのですが、かかとを靴べらにのせた瞬間に靴の「キツさ」を感じ、無理やり押し込むような状態だったのです。折角買ったのにと少しがっかりしていたのですが、むきになって使い続けている間に慣れたのか「コツ」を覚え、今では意識せず使えるレベルになりました。ただ人に使ってもらうようなものではないですね。
見た目や情報に反して、実際に使ってみると「使いづらい」商品は世の中にはたくさんあります。ユニバーサルデザインの根幹は「機能性を落とさない事」にあるのです。デザイナーは失敗を繰り返し大きく成長するものですが、ちょっとしたことがネットを中心にクチコミとして拡がり、商品のみならず企業のダメージにつながる時代ですので、その辺りは日々心掛けないとだめなんでしょうね。
ところで、あの「ステンレス製の靴べらをさりげなく差し出した部下」の商品を選ぶセンスにも感心しました。逆にあの部下の買い物の仕方が普通なんでしょうか。私は豊臣秀吉にはなれそうになれませんね。一生田舎ザルでおわりそうです。
おとこの香水の話

ラルフローレン・ジャパンの公式HP
http://global.polo.com/global/V2/default.asp?cid=8&langid=&sto=
ラルフローレンと言えば、ポロシャツを始めとしたカジュアルなイメージを持つのが一般的ですが、カジュアルと一言に言ってもスポーツカジュアルよりリゾートカジュアルに重点を置いているような気がします。フレグランスにおいては、シブレ系・オリエンタル系といった深みのある香りが殆どのようです。香水は時間と共に香りが変化するものですが、最後に残るのは(ラストノートと呼ばれているようです)動物性香料のムスクやアンバーの香りなので、こと「サファリ」に関しては、より本来の香りが持続するようですね。朝少しつけただけなのに夕方以降も「においでお前が通ったのがわかる」と人に言われるのは、こういう根拠があるんですね。
瓶はトラディショナルなロゴを前面に押し出しつつ、キャップの小口にはアニマル調のプリントがあるのが特徴です。「サファリ」という言葉の中のある「冒険」というイメージをさりげなくアピールしているのでしょう。
世間的には以前と比べると、「男性がつける香水」は許容されてきました。異性へのアピールというようりも自分自身の癒しの為に使用しているのが大半と思われますが、周りが不快な想いをしてないだろうか?というような気遣いも当然必要ですね。私自身は?まだ心得ていないんでしょうね。
「マイ箸(はし)」のすすめ

この「マイ箸を使おう」という活動は全国で行われていますが、比較的に西日本の方が盛り上がっています。
日本国内で消費される割り箸は年間250億膳で、その98%は中国からの輸入品だそうです。本来、日本では間伐材(木の生育を助けたり、採光をよくしたりするために、適当な間隔で伐採した余り材)を使用しているのですが、中国からの輸入割り箸は「割り箸」の製造を目的で森林伐採をし、製品としています。(その半数以上は、ロシアからの輸入品です。)広範囲の無駄な森林伐採は、植物による二酸化炭素の吸収を減少させるだけではなく、土地が枯れて砂漠化したりしています。
また、使用済みの割り箸はリサイクルされず、ゴミとして焼却されます。焼却は、二酸化炭素の排出を助長します。
つまり「割り箸」は地球に優しくないんですよね。
地球だけではなく、人にも優しくなさそうな話があります。ある箸屋さんに聞いたのですが、中国では割り箸の製造過程で【防腐剤】と【漂白剤】のたっぷり入ったプールにしばらく漬けているそうです。人体には無害との事ですが、本当かな?と疑ってしまいます。
そういうわけで、社員一同「マイ箸」を使うようにしています。最初は恥かしかったのですが、慣れると平気です。ぜひ一度使ってみて下さい。
前置きが長くなったのですが、デザインの話。
写真の箸は「黒檀」という素材を使用してます。「黒檀」は家具や床の間などの和室造作、仏壇等に使用しています。箸の断面は通常「丸」か「四角」ですが、写真の箸は四角をベースにランダムな削り面をほどこし、高級さと重厚さを感じさせます。この削り面は意外と手にしっくりとなじむのです。また箸先が四角なので麺類がつかみ易いのです。見た目の重厚感に反して軽く、握力の弱ったお年寄りには優しい設計ですね。
この箸には、社名を彫刻してます。作った際に、彫刻色が選べるようになっていました(確か黒・ゴールド・茶・赤・無色)。シルバー色が一番コントラストがはっきりしていました。社名なので周りへのアピールが目的ですが、素材本来のイメージを殺す事がない配色でした。個人名を彫刻するのであれば、無色がいいですね。
毎日使うものなので、箸にこだわってみるのもいいですよ。ちなみに写真の箸の価格は4000円程度でした。


